ノーヒットノーラン



本日、社会人野球「からくり商事vsすずかけ建設」戦で、 すずかけ建設が見事初優勝に輝きました。 また、史上初のノーヒットノーランの敗戦投手が誕生しました!!
0−0で迎えた9回の裏、1回から8回まで完璧なピッチングをしていた、からくり商事の井笠間投手は ツーアウトから連続ファーボールとピンチに見まわれ、続くバッターも2−3から ファーボールを与え、最大のピンチを迎えます。 そして、続く8番・唐末選手への2−2からの5球目、きわどいコースでしたが 判定はボール。この判定に監督を始め、コーチ、マネージャーが主審に詰め寄り、砂をかけたりしましたが 判定は覆りません。2−3と追い込まれた井笠間投手。そして、運命の6球目、 なんと痛恨のデッドボール!しかも危険球のおまけつきで、押し出し。 この結果、すずかけ建設がノーヒットでからくり商事に勝ち、社会人リーグ初優勝に 輝きました。

それでは、見事優勝しましたすずかけ建設の明日葉監督にインタビューしてみたいと思います。 −監督、まずは優勝おめでとうございます!

「あ、ありがとうございます。」

−最後は劇的な幕切れでしたね。

「そうですね。今日の試合は序盤から苦しい展開だったんで、非常にうれしいです。」

−応援してくれたみなさんにメッセージをお願いします。

「みなさんの暖かいご声援で、こうして優勝できました。ありがとうございました。」
(盛り上がるスタンド)

−どうもありがとうございました、続いてキャプテンの都度末選手にインタビューをしたいと思います。 キャプテン、優勝おめでとうございます。

「ありがとうございます!」

−今日の相手は簡単には勝たせてくれませんでしたね?

「そうですね、8回までは全く手が出ませんでしたから、9回のあの相手の乱調には助かりました。」

−あれは、他力のみで点を取ったという見方が強いんですが?

「・・・まぁ、確かにそうかもしれませんが、優勝は優勝ですから・・・。」

−一部の報道では、優勝にはふさわしくないとの声も出ていますが?

「すみません、それはイヤミでしょうか?」

−いえ、別に。ただ、自力で勝ったわけではないような気もしますので。

「優勝は優勝です。もしこれに不満がおありでしたら、あの(ぴぃ〜)な投手に文句を言ってもらえませんか?」

−それは暴言ととってもよろしいのでしょうか?明らかに放送では流しにくい発言なんですが?

「冗談じゃない!あなたがたはうちのチームの優勝を、疑惑つきの優勝だと思っている。しかも、新聞の一面は 間違いなく“出た!ノーヒットノーラン敗戦投手!!”などという見出しをつけるんだ、そうだろ!!」

−ええ、そのつもりです。その方が売れますから。(きっぱり)

「ふざけんな!!あんな(ぴぃ〜)が一面だぁ!?優勝したチームをもっと誉めるべきだ!!」

−しかし、(ぴぃ〜)などというふさわしくない発言をするような選手のいるチームを素直に誉めるわけにはいきません。

「あんたも言ってるじゃないか!!もういい、これで話しは終わりだ!!覚えてろよチクショー!!」

−帰り道に気を付けてくださいね。(にやり)

というわけで、インタビューを終わります。(汗)

この時間は、史上初のノーヒットノーラン敗戦投手誕生のニュースをお届けしました。(やっぱり?(笑))


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